発達障害ちゃんと赤ちゃん

37歳無職。ADHD。同い年の夫(双極性障害)と2歳3か月の息子と世田谷区に暮らす。わりといつも離婚5秒前。

大人のADHDは診断が難しい

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大人の発達障害は診断が難しいと言われています。

私も7年ほど前からPMSの症状を緩和するために定期的にメンタルクリニックに通いカウンセリングを受けていたのにも関わらず、医師の口から「発達障害」や「ADHD」という単語がでたことはありませんでした。

30分ほどの臨床心理士によるカウンセリングでは、生育歴はもちろん、当時感じている生きづらさ、主に衝動性と忘れっぽさで困っていることを伝えたのに。

その後は引っ越しに伴い現在通院中のメンタルクリニックに転院してすぐにADHDだと診断されましたが、発達障害の診断というのは、やはり診断できる医師が限られているのだと思います。

 

自分でもこんなに脇目も振らずに走り回っては、壁に激突するようなことばかりの人生は少しおかしいのでは?と思いながらも、まあ、性格だから仕方ないかと思っていました。

 

これはADHDの特性なのかどうかわからのいのですが、私はどんなにひどい状況に追い込まれたり、とても困ったことになって苦しんでも、自分の力によりその状態を抜け出した瞬間、綺麗さっぱり忘れてしまうのです。

まさに、「のど元過ぎれば熱さ忘れる」です。

抜け出せた、やったぜ!という気持ちが勝ってしまい、振り返って行いを反省するということがありません。

困ったことに、今が良ければすべてよし、全てにおいてまあいいか、という感じ生きています。

 

この私の異常な忘れっぽさが、ADHDの診断を遅らせた原因の一つかもしれません。

なぜなら、大人のADHDADHDだけに限らず他のタイプの発達障害も)を診断するには、子どもの頃に出ていたADHDの症状を医師に伝えられるかがとても重要なのです。

 

大人の発達障害についての文献をよんでいると、そこには、

「大人のADHDの症状には、子どものころから持続的に続いている中核的なもの―多動、不注意、衝動性―の延長線上にあるものと、思春期・青年期以降に二次的に形成される症状があり、その二次的な症状によって元来のADHDの症状が隠れてしまっている場合が多く、診断が非常に困難で、誤診もされやすいのです。」とありました。

参考文献『おとなのADHD』著デビット・サンダース、ジョセフ・カンデル、田中康雄監修

 

文部科学省によるADHDの定義にも

ADHDとは、年齢、あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。

 また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。」

とあります。

 

このように、ADHDかどうかの見極めは、症状が子どもの頃から続いているかどうかがとても重要です。

二次障害によって、見過ごされたり、誤診されたりしてしまうこのとあるADHDですが、その症状が子どもの頃からのものなら、それはADHDの症状である可能性は高いです。

この子供のころから継続して症状が続いているというのは、他のタイプの発達障害にも当てはまります。

 

なので、もしADHDやそのほかの発達障害を疑ってメンタルクリニックを受診する際には、子どもの頃どうだったかを書きだしたものや、母子手帳や成績表を持って行くことをお勧めします。