発達障害ちゃんと赤ちゃん

37歳無職。ADHD。同い年の夫(双極性障害)と2歳3か月の息子と世田谷区に暮らす。わりといつも離婚5秒前。

発達障害とPMS

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私はPMSの症状がとても重かったです。

過去形なのは、ADHDの治療を始めてからPMSの症状が劇的に改善したからです。

 

今回は、発達障害PMSの関係について調べたことを書いていきたいと思います。

男性の方には、馴染みのない事柄かもしれませんが、パートナーやご家族のためにも知っておいて損はないと思います。

 

PMSとは?

 

PMS月経前症候群)とは、生理(月経)がはじまる1~2週間前から、月経前半くらいまでの期間に起こる、身体的・精神的な不快症状のことを言います。日本には、現在、1300万人ものPMS患者がいて、8割以上の女性に何らかのPMS症状があると言われています。

その症状には、下腹部痛、腰痛、頭痛、むくみなどの身体の症状とイライラ、不安感などの精神的な症状があります。

 

イライラの矛先

 

私はPMSの精神的な症状であるイライラと不安感がひどくて、本当に七転八倒するような苦しみを毎月味わっていました。

もはや、イライラという生易しいものではなく、全て、森羅万象に対してふつふつと増悪が沸き上がるのです。

 

そして森羅万象のなかでもとりわけ私の憎悪の対象になるのが夫。

夫の低俗、夫の下劣、夫の無能、夫の愚鈍、夫の優柔不断、彼のもつ悪い面が通常時の1000倍クリアに見えます。

人間のもつ愚かさの権化のように見えるのです。

そして沸き上がる怒りと嫌悪。

もちろん、夫は(アスペルガーなので、共感性に乏しいなどの症状はありますが)別にそんな増悪の対象になるような人物ではありません。

いつもおどおどしている不器用でおとなしい人です。

夫に限らずなぜかいつもPMS時の怒りの対象はその時のパートナーなのです。

不思議と息子に対してはいつも通り優しい気持ちです。

なぜでしょうか、息子はまだ2歳なので、いまだに自分の一部という認識なのかもしれません。

 

PMSを改善するために試したこと

夫の言葉を借りると「普段とまるで違う。二重人格みたいだ」と言うほど変貌してしまう私。

これまでにPMSの症状を改善しようと、様々な方法を試みてきました。

漢方薬 当帰芍薬散の服用

・ピルの服用

・安定剤の服用

・骨盤矯正

・ヨガ

・鍼

これらすべてに少なからず効果はありました。

特に、ヨガと鍼は効きました。恐らく自律神経のバランスが整ったのでしょう。体調が底上げしたようによくなりました。

しかし、私のPMSはそんなに甘いものではなかった。

生理前以外の体調は非常に快適、万事順調という感じになったのですが、PMSの期間である生理2週間前になると元の木阿弥。髪が逆立つほどのイライラが私を襲います。ホルモンの力の前にひれ伏し、ただただ嵐が過ぎるのを待つしか手段がありませんでした。

 

発達障害の女性のPMS

そんな女性ホルモンPMS地獄だった私なのに、ADHDの治療薬であるコンサータの服用を始めてすぐにPMSによる不快な精神症状がなくなりました。

 

最初は、あれ?どうして?と不思議に思いました。

ADHDの治療でPMSが改善するなんて思いもよらなかったからです。

不思議に思った私はADHDPMSの関係を調べました。

そして、『発達障害に気がつかない母親たち』著星野仁彦という本を読んでいて驚くべき事実を知りました。

それは、

 

発達障害のある女性たちは、さらに女性ホルモンの影響を受けやすいと言われています。もともと脳の発達にアンバランスさを抱えているため、女性ホルモンの働きに、強く影響されてしまうわけです。」

 

「程度は人によりますが、一般的な女性が感じる不調が<レベル1>だとすると、発達障害のある女性は<レベル6>以上の不調が、心と身体を襲うのです。そのために、暴言や暴力がひどくなるなどの問題行動が増えます。

 実は、女性が起こす犯罪は生理前に集中することが、統計的に明らかになっています。生理前になると、いつも以上に感情のコントロールができなくなり、自傷や他害に走ることが多いのです。そのため、イギリスやカナダでは、月経周期と関連した万引き、暴言、暴力なのどの犯罪にたいして、PMSの症状があると専門医から診断を受ければ、減刑されることもあります。

 女性ホルモンの影響を受けやすいのは、生理前だけではありません。産後うつ病も、更年期うつ病も、ホルモンに関係する気分障害で、発達障害のある女性はなりやすいことを自覚しておくといいでしょう。」

 

発達障害の女性は女性ホルモンの影響を受けやすい。PMSもひどいし、産後うつもひどいし、更年期もひどい。

 

この事実、もっと早く教えてほしかったです。

そうしたら、多かれ少なかれ女性にはあるPMSでこんなにもパートナーに迷惑をかけるなんて、私はなんて自己抑制力のない幼稚なバカなのだろうと自己嫌悪に陥らずにすんだし、なによりも発達障害という原因が明確なら、もっと早くに発達障害を治療して苦しみから解放されたかった。

夫にも醜い姿を見せずにすんだのに。

まあ、今がよければいいか。