発達障害ちゃんと赤ちゃん

37歳無職。ADHD。同い年の夫(双極性障害)と2歳3か月の息子と世田谷区に暮らす。わりといつも離婚5秒前。

アスペルガーの不器用

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アスペルガー症候群の人は基本的に普通の人よりも不器用だとされています。

アスペルガーの身体的不器用さ

 意味も手順もわかっていて、身体が動かないケースもあります。だいたいアスペルガー者の8割か9割は、少なくとも体育が苦手であったか、手先が不器用であるかのどちらかです。もちろん、その両方の場合もあります。「発達性協調運動障害」というのは、体を器用に使って、全身的に協調のとれた滑らかな動作をする能力が生まれつき欠けている状態ですが、アスペルガー者には、この発達性協調運動障害に近い症状が伴われていることが多いのです。

引用 『アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか?ー大人の発達障害を考える』著米田衆介

 

確かにアスペルガー症候群と診断されている夫はとても不器用です。

不器用というか、なんだか手足が上手く動いていない印象があります。

歩いているとよく段差のないところでけつまづいていますし、電柱にぶつかったり、自動ドアにぶつかったりします。

また、食べこぼしが多い、すごい猫背、靴紐がすぐにほどける、物をよく落とす、目によくゴミが入るなど、全般的に自分の身体がうまく操縦できていない感じがします。

運動神経が悪いということはありませんが、普通に歩いいていてもどこかぎこちなくてとにかくよくものにぶつかります。

 

アスペルガーが不器用な原因

アスペルガーの不器用の原因には、脳の機能障害が深くかかわっているようです。

 

扁桃体の細胞の数が通常に比べて多い

扁桃体とは、情動や社会性に関係する脳の部分です。アスペルガー症候群では神経が詰まっていて正常に働きません。アスペルガー者には、情動的な情報が感知がしにくい傾向があります。情報は形や図像として処理されることが多く、他人の感情を知識として理解はできても共感する力が弱いとされています。

 

小脳のプルキンエ細胞が未発達
プルキンエ細胞は強調運動や注意の切り替えに関連する領域です。小脳が未発達ため、アスペルガー者は不器用であり、注意の切り替えが素早く出来ないとされています。
アスペルガー者の歩き方に特徴があるのはこの分野が大きく関わっているようです。



残念ながらこの不器用さが治療や訓練で改善されることはないようです。

先天的な脳の機能障害が原因なのですから、努力でどうにかなるものではないのですね。

夫は姿勢が悪いことや食べこぼしが多いことなんかを子どもの頃から他人に何度も指摘され、母親に厳しく注意されたらいのですが、まるで改善していません。

直そうとおもっても直らないのです。

不器用さの治療はできませんが、アスペルガーの特質による不器用さだと本人と周りが知ることによって、ありのままの不器用さを受け入れられるきっかけになればいいなと思います。