発達障害ちゃんと赤ちゃん

37歳無職。ADHD。同い年の夫(双極性障害)と2歳3か月の息子と世田谷区に暮らす。わりといつも離婚5秒前。

アスペルガー症候群の子どもの特徴① 乳児期から幼児期

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母はADHD、父はアスペルガー症候群と、両親ともに発達障害という星の下に生まれてしまった息子。

驚くほど賢くかわいくて奇跡のパーフェクトベイビーなのだけれど、これから何かしら発達障害の特質が発現する可能性は高いです。

今のところ気になることと言えば、貧乏ゆすり(多動)と回るものへの執着、記憶力がとても良いくらいで、本人も周りも特に困っていることはありません。

多少アスペルガーの傾向があるくらいです。

 

しかし発達障害の特質が表れるピークは9歳だと言われていますから、今後、何かしら息子自身が困るような特質が表れるかもしれないので、備えるに越したことはないと思っています。

 

これは発達障害全般に言われていることですが、アスペルガー症候群も早期発見が大切だと言われています。

早期発見は発見することが目的ではなく、発見した後、2つのことにつながります。

 

1つ目は、周囲の人の子どもへの関わり方や対応が変化すること。

たとえば、同じことを繰り返しているのを止められると癇癪をおこしすことがあれば、アスペルガー症候群のこだわりという特性からしているのかもしれないと考えて、静かに話しかけたり、(言葉足らずにならないよに)丁寧に話しかけたり、止めるのではなく別のことに誘ったり、時には同じことを繰り返すことを許すなどできます。

 

2つ目は、子どもを専門機関につなげること。

専門機関につなげることで、診断・治療、そして援助につながります。

 

では、早期発見するには何が必要でしょうか?

日本では、1977年から始まった1歳6か月健診によって、アスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラムの早期発見への取り組みが本格化しました。

しかし、アスペルガー症候群などの高機能自閉症スペクトラムが、これらの健診で発見されることは少なく、その問題に気づかれるのは保育園や幼稚園、場合によっては小学校に入ってからのことが多いようです。

もうその時点では、子ども自身が周りと違う自分に困っていることも多く、劣等感をもって親に相談できなくて一人で悩んでしまうこともあるので、やはりできるだけ早い段階で発見したいです。

 

早期発見には、アスペルガー症候群の子どもの特徴を知ることが第一だと思います。

今回は、アスペルガー症候群の子どもの特徴をご紹介します。

 

※参考文献 『アスペルガー症候群の子どもたちーその病像論の誕生から消滅まで』編著 飯田順三

 

<乳児期>

・人の方を見ない、または見る回数が少ない。

・呼びかけても反応しない。

・人見知りをしない。

・指差しがみられない。

 

<幼児期>

・親がそばに居なくても平気。

・一人遊びを好む。

・お友達と遊んでいるように見えても相手との相互性を欠き、一方的であったり、相手を一種の遊び道具であるように振る舞う。

・ごっこ遊びが少ない。

・ごっこ遊びをしていても他のお友達とのかかわりが少ない。

・アイコンタクトをはじめとして共同注意が少ない。視線が合う場合でも不自然に相手を凝視したり、微妙な視点のずれや固定という形で共同注意の問題が見られる。

 

※共同注意とは、生後2か月になると乳児の視線は母親の視線と確実に合うようになり、生後9か月には大人をしっかり見つめて、大人の注意が向かう方向を見定め、大人と同じ対象物を見ようとする。それを共同注意という。

・関心物の提示が見られない。(例えば、気に入っているおもちゃを母親に見せようとすることがない)

 

 

ここにあげた特徴は乳児期から幼児期までの代表的なもので、これらの特質が表れていなくても、その後、アスペルガーだと診断されるお子さんもいらっしゃります。

次回は、学童期から青年期までのアスペルガーの特徴をご紹介したいと思います。