発達障害ちゃんと赤ちゃん

37歳無職。ADHD。同い年の夫(双極性障害)と2歳3か月の息子と世田谷区に暮らす。わりといつも離婚5秒前。

ADHDの女性の妊娠・出産

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ADHDと診断されてから、妊娠前にADHDと診断されていても私は子どもを持つことを選んだかなと考えます。

遺伝する可能性のある発達障害です。

子どもを持つことを躊躇した可能性はあります。

 

結果的に息子はとても素晴らしい子どもで、なんというか人生の光、愛の具現化、考えられないほどかわいくて利口で、今になっては彼がいない人生なんて考えられないけれど。

親ばかで恥ずかしのですが、劣等感から斜に構え、常に破滅願望があった私が、息子を授かってからは、命そのものを賛歌する気持ちを持つようになりました。

 

ADHDの私の妊娠中 不思議な精神の安定

 

ADHDの女性はホルモンの影響を受けやすいと以前のブログにも書きました。

 

www.unohitomi.xyz

 

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ADHDの女性はPMS産後うつ、更年期の症状がひどくなりやすい傾向にあるのです。

私もADHDの治療を開始する前までは、PMSの期間は狂暴になるし、希死念はあるし、イライラがとまらないし毎回やりきれない思いで過ごしていました。

ということは、ホルモンの変化が大きい妊娠中はやっぱり不安定になるのか?

と思いますよね。

しかし予想に反して妊娠中私の精神は非常に安定していました。

その証拠に、妊娠中は一度も夫と喧嘩しませんでした。

原因はわからないのですが、調べてみるとADHDの女性が私と同様に妊娠中に精神が安定していたというコメントがありました。

障害者支援団体ホワハンズのHPには、以下のような文章があります。



6-3 妊娠時・授乳時のADHD症状の軽減について


出産経験のあるADHDの女性に質問すると、「妊娠中はかつてないほど気分がよく、

ADHDの症状に悩まされることも無かった」という答えが返ってくることが多いです。


妊娠中と授乳期間(出産から半年程度~)の間には、女性ホルモンの影響で、

ADHDの症状が緩和・軽減されることがあります。

ただし、授乳期間が終了するに伴って、また以前の状態に戻ってしまいます。


ちなみに「妊娠中・授乳期間中に、症状が緩和・軽減される」という報告は、

パニック障害でもなされています。

 ここに書かれているように精神は安定してましたが、お腹の子どもに愛情が湧くとか、幸せに包まれると言ったことは一切なく、「お腹の中の子どもがホワイトタイガーの赤ちゃんならいいのに。ホワイトタイガーならかわいいのに」と考えていました。

胎児に対して愛情が持てず、自分の中の異物がどんどん大きくなることがただただ不思議でした。

なんだか得体のしれない生物に寄生されたような感じして。

24時間続く悪夢のようなつわりの中で、ネットでフリークスの画像ばかりを検索していました。

白黒写真の異形の人々を見ているとなぜかつわりの波が引き、安心できたのです。

かつてない体の変化を私なりに受け入れようとしていたのだと思います。

 

今は息子を溺愛している私ですが、妊娠中は臨月に至るまで、胎児に愛情を持つことはありませんでした。

だってコミュニケーションも取れないし。

息子に対してとめどない愛情が溢れてきたのは、彼が初めて笑ってくれた生後3か月頃だったと記憶しています。