発達障害ちゃんと赤ちゃん

37歳無職。ADHD。同い年の夫(双極性障害)と2歳3か月の息子と世田谷区に暮らす。わりといつも離婚5秒前。

「自分らしく」の自分がわからない

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前回から引き続き、精神崩壊編です。

不安と焦燥で極限まで小さくなった私の視野には何も映らなくなっていました。
かわいいかわいい息子の世話もロボットのようにこなすだけ。
罪悪感でいっぱいになる。
息子のクラスでゴールデンウィーク海外に行ってないのはうちだけらしい。
手抜き料理もきっとうちだけ。
もちろん、父親精神疾患で入院中なのも。

経済状態が良い時期に入園した保育園なので裕福なご家庭が多く、専業主婦でも預けられる園です。
お父さんも自由業の方が多く朝9時半の送りも、16時半の迎えも両親揃っての方がほとんど。
子ども達はいかにも余裕のある環境で愛情いっぱいに育っている子達ばかりです。

時間的にも経済的にも余裕のある人たち。
入園当時には、私が持っていたものを持っている人たち。
依然から仲良くしているお母さん達なのに、今は一緒にいると自分がなくしたものがはっきりと浮かび上がってきて辛い。

なにより息子に申し訳なくてたまりませんでした。
保育園の中でも飛び抜けて頭が良いらしい息子は、他のご両親や保育士さんから何か特別な教育をしてるのですか?と訊かれるほどに知能の発育がめざましく、ありとあらゆるものを吸収していきます。
それなのに私は…
私にはなにもない。
こんな母親で申し訳ない。

いっそ養子に出した方が息子は幸せなのではないか?と考えて里親を探すNPO団体のホームページをいくつも見たりしました。

そんな疲労と焦りと自己嫌悪と不安と貧乏を煮詰めた真っ暗闇の精神状態に少しだけ光が差したのは、夫の病状がいくらか良くなってきたという知らせでした。

そしてツイッターのフォロワーさん達に優しい言葉をかけてもらったことも干からびた心に水が染み込むようにうれしかったです。

ツイッターのフォロワーさん達もこのブログにコメントをくださる方々もみなさん一様に心優しく、繊細で、聡明で、生きづらさを抱えていて、でも真摯に自分に向き合っていて、私はいつもなんだか泣きそうになります。
いつもありがとうございます。


急に感謝の言葉を述べたりして、すみません。

とにかく、そんな真っ暗闇まで落ちたところで、私は本当はどんな人間なんだろうと思ったわけです。

自分の中にいる、おどおどしていて、泣き虫で、親から嫌われることが怖くてしかたない、普通になりたいと、普通になって愛されたいと願う小さな子どもを受け入れなくては、受け入れたいと思いました。

これまでは、もう私は仕事だってできる!
論文だって評価された!
好きなことで認められた!
お金だって稼げる!
結婚だってした!
育児だってしてる!
息子はいい子に育ってる!
ちゃんとできるもん、ちゃんとできるもん、ちゃんとできるもん、ちゃんとできるもん、ちゃんとできるもん!
と何もできなかった過去の自分をないものにしようとしてました。

ちゃんとできるもん。
だからお母さんに褒められなくてもいいもん、て。

そろそろ自分の母への憎しみと向かい合う時がきたのかもしれない。
暗闇からギロリと小さな子どもの私がこちらを見ています。