発達障害ちゃんと赤ちゃん

39歳。ADHD診断済み。3歳の息子と猫2匹と暮らす。同い年の夫と別居中。

建前と本音

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もうすぐ引っ越し。

新しい土地で私と息子は楽しく生活することができるのでしょうか?

 

引っ越しに関して心配事はいろいろあるのですが、そのひとつとして、私はご近所付き合いが苦手です。

ご近所付き合いって建前だから。

私は建前と本音の区別がつきません。

誇張ではなく、本当に全く区別がつかないのです。

 

だから例えば、高校の英語の先生が最初の授業で「僕は韓国系アメリカ人だから日本語が話せません。皆さん、英語で話しかけてくださいね」と言うから私はそれを信じていたわけだけど、実際、先生は日本生まれの日本人で、まあ確かに英語の発音だってネイティブのそれとは違ったし、他の先生や生徒と流暢な日本語で話していたわけだけど、でもそれにしたってご本人が自己紹介として韓国系アメリカ人だとおっしゃっているのだから、それは疑いの余地がないわけで、私は、その自称韓国系アメリカ人の英語教師に日本語で話しかける学友をなんと不親切なのか、英語しか話せないとおっしゃっているのに、と思い高校3年間、廊下や職員室でもずっと英語で話しかけていたのです。全く疑いもせずに。

高校卒業後に同級生と話していて「なんであんた、あの先生にずっと英語で話しかけてたの?なんかあんの?」と問われ「だって日本語が不得意な先生だから」と答えた時に起きた長い沈黙と爆笑。

真実を知った時の衝撃。

何より驚いたのは、私以外の全員が自称韓国系アメリカ人の英語教師をすぐに日本人であると、英語しか話せない韓国系アメリカ人というキャラクターを演じることによって生徒に英語を話してもらおうとしたことに気がついていたことでした。

え〜〜

「普通、わかるでしょ、ウケる」

と言われても、普通…普通って何?と頭の中で普通がぐるぐる回るばかり。

 

そんなことがあり、もう騙されない。私は賢い女になるのだ。と思い、意気揚々と訪れた異国の地でも、エジプシャンとドイツ人のダブルの美青年に、花を贈られ、目に涙を溜めながら「奥さんとはもう終わってる。離婚するつもり。君だけが僕の喜び、心の花」と口説かれれば、へ〜そうなのか、それはどうもありがとうと思い、ワイン部屋で口づけなど交わした次の日に、彼の奥様と彼が知人のホームパーティの席で仲良くソファで肩を寄せ囁き合ってるのを見て目を丸くし、彼に小さなベイビーがいると知り、ショックでお腹を下したりしました。

彼に騙されたショックよりも、家にかわいいベイビーと産後の奥様がいるのに、得体の知れない東洋女に花を贈り、口説く男性がこの世に存在することに腹を下したのです。

意味がわからない。

問いただしたところ「ん〜それはそれ、これはこれって感じかな?楽しいことは多い方がいいし、君は魅力的だからね(ウィンク)」とのことでした。

意味がわからない。

所謂大人付き合いという名の都合が良い性欲解消兼癒し係はごめん被りたかったので、交際はお断りしました。

 

一体全体どういうことだよ。

お前の大好きな漢字で緊褌一番(フンドシ締め直して気合いをいれる)って半紙に筆で書いてやるから部屋の一番目につくところに貼れ!

と思いましたが、自分の価値観を共有すべき相手でもなかったので、音信不通を貫き帰国しました。

 

建前がわからない。

これってADHDを含む発達障害の特質のひとつです。

つまり根本的解決は難しい。

だから全部本音でこれからも生きるしかありません。

茨の道ですが、茨の道はわかりやすいから割と好きです。