発達障害のことと家族のこと

39歳。ADHD診断済み。4歳の息子と猫2匹と暮らす。同い年の夫と別居中。

四九日

昨日から実家に帰省しています。 弟の四九日の法要があるからです。 息子は、弟の遺影と骨壷がある一画を見て「○○(弟の名前)死んだの?」と弟の骨に尋ねていました。 幼い頃の弟の顔に少し似ている息子。私が生んだ子ども。もうどこにもいない弟。命、茫漠た…

一カ月経った

さっきベランダに出て洗濯物を干しました。 息子の保育園用のシーツと布団カバーです。通常は週末にしか持って帰ってこないのですが、お昼寝中に隣の子がお漏らししてしまい息子の布団も濡れてしまったので持って帰ってきました。 夜風にはためくシーツから…

喪の作業

あいも変わらず、弟の死を受け入れられずに七転八倒しています。 七転八倒しながらも仕事に行き、家事をし、育児をし、休日にはお花見に出かけるなど楽しい時間を過ごしたりもして、夫の優しさを嬉しく思ったり、息子と笑い合ったりと日常を生きています。 …

息子が寝た後に

息子が寝てからの時間が一番きつい。 叫びそうになる。(何を?) 狂いそうになる。(のうのうと生きてるお前が?) 気がつくと呼吸をしていなくて、息子の寝息に我に返って口からはっはっはと短く息を吐く。 喉の奥が引っかかって長くは吐けない。 ラマーズ法で…

生きる

弟の自死について考える日々です。 眼をそらすという選択肢もあるのですが、何かに悩んだ時に私はいつも、考えて考えて考えることでしかそこから逃れられないので。 弟の自死より以前、息子を生んでから死について考える機会が増えていました。 誕生してから…

受け入れられないけれど

弟の葬儀から1週間が経ちました。 信じられない思いで実家に帰省して、慌ただしく通夜と葬儀を終え、夜中に自宅に戻ってきてから1週間。 あの子がこの世界から居なくなって10日が経ちます。 もっと泣き狂い生活もままならないかと思っていましたが、食べられ…

信じられない

信じられない 弟が亡くなりました。 自殺。 信じられない。 優しい男の子 私の弟 なんで? 信じられない 信じられない信じられない 体に力が入らない 言葉が出てこない こんなこと ふわふわの髪の毛の赤ちゃんだったのに ハムスターを大事にして お姉ちゃん…

昼寝の間に

息子が珍しく昼間に寝た。 部屋の隅にうずたかく積まれた畳まれていない洗濯物さえ美しく見えるうららから春の日差し。 オーブンからはパンプティングが焼ける甘い香り。 昼寝する息子の頬は発光しそうに白く眩い。 かわいい息子を眺めていると昨日は遅くま…

正しいなんて知らない

久しぶりに夫のこと。 夫はとても弱い。それに弱さを誤魔化すためにずるい。 他人を駒のように思っている節がある。 私のことをとても本当じゃないくらい傷付けた過去がある。 お互い様だけど。 私のことをとても信じられないくらい大事にしてくれた過去もあ…

もう一つの虐待②

母は姉弟みな平等という思想の持ち主で、自分が弟を溺愛している自覚は全くあしませんでした。 「さくちゃん(仮)はまだ小さいから」 「さくちゃんは男の子だから」 「さくちゃんは身体が弱いから」 という彼女なりの理由で弟に付きっ切りで世話を焼いてい…

もう一つの虐待①

先日、8つ下の弟から結婚すると連絡がありました。 おめでとう。 それはとてもおめでたいね。 そう言いました。 弟は、ありがとうと言いました。 でも、正直、おめでとうという気持ち以上にほっとした気持ちが強かったです。 ああ、もう私がさくちゃん(仮)…

父の呪い⑤完結

④の続きです。 大学で仲の良い友達ができた。 一緒に授業を受けて、学校帰りに自転車でいろんなところに行くし、お互いの家に泊りに行って夜通ししゃべる。 彼氏もいる。 年下の金髪の男の子。かっこよくてかわいい。 バイトも楽しい。 売上がいいとバックヤ…

父の呪い④

③の続きです。 さて、実家を出て一人暮らしを送っていた私にその後の人生に大きな影響を与える出会いがありました。 最初の夫との出会いです。 20歳の冬の出来事です。 今から20年ちかく前の出来事なので、もうずいぶん昔のことなのですが、その日のことは今…

父の呪い③

②の続きです。 祖母の鬱は入退院を繰り返しながら、少しずつ良くなっているようにみえました。 もう今が何月何日なのかわかっているし、私が誰なのかもわかっているし、着替えも自分でできるし、一日のうちのほんの数時間だけれど布団の外で過ごせるようにな…

父の呪い②

①の続きです。 祖父が亡くなり、実家は新築され、しっかり者の祖母はひどい鬱になり自分の身の回りのことができないまでになりました。 フルタイムで働く母の代わりに私と弟妹を育て、家事の一切を担っていた祖母が鬱になったことで家の中は物が溢れ、水回り…

父の呪い①

インフルエンザの高熱で夢うつつだった先日、父の夢をみました。 おそらく父の夢を見るなんて初めてのことです。 私と父は仲が良くありません。 仲が良くないどころか、物心ついた頃にはもう父を疎ましいと思っていた記憶があります。 父は私に甘いのに。 な…

やり過ごす

先週はインフルエンザに感染してしまい激しい悪寒、高熱、関節痛の中で育児をしていました。 息子はヨロヨロの私に大層優しく、高熱でぼんやりと火照った心身にその優しさは清冽な水のようにするすると染み渡り私を優しさで満たしました。 「優しくしてくれ…

晴天のお台場

2019年です。 息子を2014年に出産してからの時の流れの早さは凄まじいです。 2019年とか嘘でしょ?って感じ。 年末年始のお休みは息子と夫と過ごしました。 夫とお休みを過ごすなんて昨年には考えられなかったことです。 夫と息子と過ごす休日はとても楽しい…

私と息子は家族だから

皆さま、お元気でしょうか。 前回のブログ記事は、読み返してみて特定の方に攻撃的ではないかと思い直して削除しました。 公開してる文章で特定の方に攻撃なんて、そのつもりはなくともよくないですから。 後、無意味な争いをこれ以上しないため、Twitterの…

結論がない話し合いをする夜

産後、夫婦2人だけで赤ちゃんのお世話をしようと奮闘していたけれど、私の精神状態は日に日に悪くなり、夫との関係も険悪に。 夫はできることはなんでもすると在宅勤務にしてくれたし、毎晩息子と寝てくれたし、家事も、育児もしてくれました。 しかし、夫が…

ADHDの産後⑤ ほどほどができない私が見た育児地獄

私たちは仲良しだった。 出かけるときはいつも手を繋いだ。 タクシーの中でも手を繋いだ。 夫はこれまでに出会ったどんな男性よりも無垢で、聡明で、美しく、なにより私を女体としてではなく人間として大切にしてくれていると感じた。 それは舞い上がるほど…

息子の衝動に救われた日

随分とご無沙汰しておりました。 もう12月ですね。 新居に引っ越してから2カ月弱。 正直、世田谷の家が懐かしく、恋しく思うこともありますが、なんとか元気にやっています。 産後のことを書こうとすると、思い出が辛すぎて体調が悪くなるので、今日の出来事…

産後の記憶 泣き声の幻聴

夜中、赤ちゃんの泣き声が聞こえた気がしてビクンと体が強張り起きる。 耳をすましてみても無音。 幻聴。 もう何百回も幻聴を聞いている気がする。 眠っていてもお風呂でシャワー浴びていても遠くから赤ちゃんの泣き声が聞こえる。 幻の赤ちゃんの泣き声は、…

ADHDの産後④ マタニティーブレーズと産後うつ

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 私は、実家から新居に戻り、荷ほどきできてないダンボールと息子が散らかすおもちゃで足の踏み場がない部屋に立ち尽くす毎日です。 息子の保育園は慣らし保育で12時にはお迎えだし、布団カバーだのパジャマ入れだのを指…

ADHDの産後③ 夫婦の溝

②の続きです。 産後、里帰りしなかったので夫と2人での育児だったのですが、それは想像していたよりずっとハードで、私は産後うつのような症状で眠れなくなり、眠れないことで更に症状は悪化、酷い焦燥感と息苦しさ、しかし自分がおかしくなっている自覚もな…

ADHDの産後②

ずいぶん前にADHDの産後①という記事を書いたのですが、書いた後に産後の辛い記憶が蘇ってしまい、動悸息切れ不眠があったため、②を書くのを躊躇しておりましたが、今日はなんか暇なので書こうと思います。 実家に帰省しているので、息子は弟とその友達が遊ん…

実家の猫

引っ越し先の新しい保育園への入園が11月からなので、1週間ほど息子と共に実家に帰省することになりました。 実家の家族がハワイ旅行に行っている期間に合わせての帰省です。 父、母、妹、甥が旅行中の実家には、90歳の祖母、自衛官の弟、年寄りの猫がいます…

引っ越し前日の恐怖体験

先日、夫の自己破産により自宅が競売にかけられ、買主の不動産屋からの度重なる嫌がらせに堪え兼ね幼子を連れて住処を追われた私なのですが、引っ越しは無事完了してそれなりに元気にしております。 それにしても、引っ越し先も決まり、この日に鍵をお送りし…

建前と本音

もうすぐ引っ越し。 新しい土地で私と息子は楽しく生活することができるのでしょうか? 引っ越しに関して心配事はいろいろあるのですが、そのひとつとして、私はご近所付き合いが苦手です。 ご近所付き合いって建前だから。 私は建前と本音の区別がつきませ…

優しくされると心が丈夫になるみたい

今日は散々。 連休明けの火曜日をてっきり月曜日だと勘違いして、仕事の打ち合わせ、引越しの見積もり、物件の契約を全て明日だと勘違いして、職場からの電話に顔面蒼白。 そしてその顔も頭も真っ白の状態に追い打ちをかけるように保育園からお迎え要請の電…