発達障害のことと家族のこと

39歳。ADHD診断済み。4歳の息子と猫2匹と暮らす。同い年の夫と別居中。

息子の寝息と不眠症

不眠症が治った話を書こうと思います。私もなのですが、発達障害者って睡眠障害を起こす人が多いらしくて、その上、睡眠が十分にとれていないと、発達障害の特質(不注意や多動、感覚過敏など)が強く出てしまい、とても辛かったのです。 いつも眠くて、夜にな…

離婚のこと

今日で前夫と離婚してからちょうど10年経ちました。 当時はこの世の終わりかという程に打ちひしがれ、痩せこけてしまったのですが、今となっては、離婚して本当に良かった。当時の私、完全に正解!ってな感じです。 やっぱり25歳年上の大学教授に愛される女…

小学校が辛かった話

朝、職場に着いて、自分のデスクでパソコンを立ち上げている間に紅茶を入れに行って戻り、目を通す資料をパラパラと見ながら椅子をくるくる回す。 同僚が、子宮筋腫を取るから来週から数日休むね〜貧血がひどくてさ〜病院行ったら大きなのがあってびっくりし…

穏やかな母親

息子が生まれてからずっと心がけていることがありす。 彼の前で穏やかであること、笑顔でいること。 誤魔化さないこと、誠実でいること。 息子が安心できる親でいること。 私の母は非常に感情的な人で、気に入らないことがあれば、自分の不機嫌をとにかく撒…

喋れなくなった日

弟の四十九日の法要のために実家に帰省してました。 特に何とされたとか、何があったわけではないのに、帰宅してから数日はなんだかうまく喋れずにいました。 舌が回らない、言葉が出てこない、詰まる。 実家から帰宅した日、息子に絵本を読んでいてもどもっ…

四九日

昨日から実家に帰省しています。 弟の四九日の法要があるからです。 息子は、弟の遺影と骨壷がある一画を見て「○○(弟の名前)死んだの?」と弟の骨に尋ねていました。 幼い頃の弟の顔に少し似ている息子。私が生んだ子ども。もうどこにもいない弟。命、茫漠た…

一カ月経った

さっきベランダに出て洗濯物を干しました。 息子の保育園用のシーツと布団カバーです。通常は週末にしか持って帰ってこないのですが、お昼寝中に隣の子がお漏らししてしまい息子の布団も濡れてしまったので持って帰ってきました。 夜風にはためくシーツから…

喪の作業

あいも変わらず、弟の死を受け入れられずに七転八倒しています。 七転八倒しながらも仕事に行き、家事をし、育児をし、休日にはお花見に出かけるなど楽しい時間を過ごしたりもして、夫の優しさを嬉しく思ったり、息子と笑い合ったりと日常を生きています。 …

息子が寝た後に

息子が寝てからの時間が一番きつい。 叫びそうになる。(何を?) 狂いそうになる。(のうのうと生きてるお前が?) 気がつくと呼吸をしていなくて、息子の寝息に我に返って口からはっはっはと短く息を吐く。 喉の奥が引っかかって長くは吐けない。 ラマーズ法で…

生きる

弟の自死について考える日々です。 眼をそらすという選択肢もあるのですが、何かに悩んだ時に私はいつも、考えて考えて考えることでしかそこから逃れられないので。 弟の自死より以前、息子を生んでから死について考える機会が増えていました。 誕生してから…

受け入れられないけれど

弟の葬儀から1週間が経ちました。 信じられない思いで実家に帰省して、慌ただしく通夜と葬儀を終え、夜中に自宅に戻ってきてから1週間。 あの子がこの世界から居なくなって10日が経ちます。 もっと泣き狂い生活もままならないかと思っていましたが、食べられ…

信じられない

信じられない 弟が亡くなりました。 自殺。 信じられない。 優しい男の子 私の弟 なんで? 信じられない 信じられない信じられない 体に力が入らない 言葉が出てこない こんなこと ふわふわの髪の毛の赤ちゃんだったのに ハムスターを大事にして お姉ちゃん…

昼寝の間に

息子が珍しく昼間に寝た。 部屋の隅にうずたかく積まれた畳まれていない洗濯物さえ美しく見えるうららから春の日差し。 オーブンからはパンプティングが焼ける甘い香り。 昼寝する息子の頬は発光しそうに白く眩い。 かわいい息子を眺めていると昨日は遅くま…

正しいなんて知らない

久しぶりに夫のこと。 夫はとても弱い。それに弱さを誤魔化すためにずるい。 他人を駒のように思っている節がある。 私のことをとても本当じゃないくらい傷付けた過去がある。 お互い様だけど。 私のことをとても信じられないくらい大事にしてくれた過去もあ…

もう一つの虐待②

母は姉弟みな平等という思想の持ち主で、自分が弟を溺愛している自覚は全くあしませんでした。 「さくちゃん(仮)はまだ小さいから」 「さくちゃんは男の子だから」 「さくちゃんは身体が弱いから」 という彼女なりの理由で弟に付きっ切りで世話を焼いてい…

もう一つの虐待①

先日、8つ下の弟から結婚すると連絡がありました。 おめでとう。 それはとてもおめでたいね。 そう言いました。 弟は、ありがとうと言いました。 でも、正直、おめでとうという気持ち以上にほっとした気持ちが強かったです。 ああ、もう私がさくちゃん(仮)…

父の呪い⑤完結

④の続きです。 大学で仲の良い友達ができた。 一緒に授業を受けて、学校帰りに自転車でいろんなところに行くし、お互いの家に泊りに行って夜通ししゃべる。 彼氏もいる。 年下の金髪の男の子。かっこよくてかわいい。 バイトも楽しい。 売上がいいとバックヤ…

父の呪い④

③の続きです。 さて、実家を出て一人暮らしを送っていた私にその後の人生に大きな影響を与える出会いがありました。 最初の夫との出会いです。 20歳の冬の出来事です。 今から20年ちかく前の出来事なので、もうずいぶん昔のことなのですが、その日のことは今…

父の呪い③

②の続きです。 祖母の鬱は入退院を繰り返しながら、少しずつ良くなっているようにみえました。 もう今が何月何日なのかわかっているし、私が誰なのかもわかっているし、着替えも自分でできるし、一日のうちのほんの数時間だけれど布団の外で過ごせるようにな…

父の呪い②

①の続きです。 祖父が亡くなり、実家は新築され、しっかり者の祖母はひどい鬱になり自分の身の回りのことができないまでになりました。 フルタイムで働く母の代わりに私と弟妹を育て、家事の一切を担っていた祖母が鬱になったことで家の中は物が溢れ、水回り…

父の呪い①

インフルエンザの高熱で夢うつつだった先日、父の夢をみました。 おそらく父の夢を見るなんて初めてのことです。 私と父は仲が良くありません。 仲が良くないどころか、物心ついた頃にはもう父を疎ましいと思っていた記憶があります。 父は私に甘いのに。 な…

やり過ごす

先週はインフルエンザに感染してしまい激しい悪寒、高熱、関節痛の中で育児をしていました。 息子はヨロヨロの私に大層優しく、高熱でぼんやりと火照った心身にその優しさは清冽な水のようにするすると染み渡り私を優しさで満たしました。 「優しくしてくれ…

晴天のお台場

2019年です。 息子を2014年に出産してからの時の流れの早さは凄まじいです。 2019年とか嘘でしょ?って感じ。 年末年始のお休みは息子と夫と過ごしました。 夫とお休みを過ごすなんて昨年には考えられなかったことです。 夫と息子と過ごす休日はとても楽しい…

私と息子は家族だから

皆さま、お元気でしょうか。 前回のブログ記事は、読み返してみて特定の方に攻撃的ではないかと思い直して削除しました。 公開してる文章で特定の方に攻撃なんて、そのつもりはなくともよくないですから。 後、無意味な争いをこれ以上しないため、Twitterの…

結論がない話し合いをする夜

産後、夫婦2人だけで赤ちゃんのお世話をしようと奮闘していたけれど、私の精神状態は日に日に悪くなり、夫との関係も険悪に。 夫はできることはなんでもすると在宅勤務にしてくれたし、毎晩息子と寝てくれたし、家事も、育児もしてくれました。 しかし、夫が…

ADHDの産後⑤ ほどほどができない私が見た育児地獄

私たちは仲良しだった。 出かけるときはいつも手を繋いだ。 タクシーの中でも手を繋いだ。 夫はこれまでに出会ったどんな男性よりも無垢で、聡明で、美しく、なにより私を女体としてではなく人間として大切にしてくれていると感じた。 それは舞い上がるほど…

息子の衝動に救われた日

随分とご無沙汰しておりました。 もう12月ですね。 新居に引っ越してから2カ月弱。 正直、世田谷の家が懐かしく、恋しく思うこともありますが、なんとか元気にやっています。 産後のことを書こうとすると、思い出が辛すぎて体調が悪くなるので、今日の出来事…

産後の記憶 泣き声の幻聴

夜中、赤ちゃんの泣き声が聞こえた気がしてビクンと体が強張り起きる。 耳をすましてみても無音。 幻聴。 もう何百回も幻聴を聞いている気がする。 眠っていてもお風呂でシャワー浴びていても遠くから赤ちゃんの泣き声が聞こえる。 幻の赤ちゃんの泣き声は、…

ADHDの産後④ マタニティーブレーズと産後うつ

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 私は、実家から新居に戻り、荷ほどきできてないダンボールと息子が散らかすおもちゃで足の踏み場がない部屋に立ち尽くす毎日です。 息子の保育園は慣らし保育で12時にはお迎えだし、布団カバーだのパジャマ入れだのを指…

ADHDの産後③ 夫婦の溝

②の続きです。 産後、里帰りしなかったので夫と2人での育児だったのですが、それは想像していたよりずっとハードで、私は産後うつのような症状で眠れなくなり、眠れないことで更に症状は悪化、酷い焦燥感と息苦しさ、しかし自分がおかしくなっている自覚もな…