発達障害ちゃんと赤ちゃん

ADHDのこと、夫のこと、息子のこと、実家のこと。

モラハラとの暮らし① 出会いとプロポーズ

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私がモラハラ男性と同居していた時期は、31〜33歳の一年半くらいです。

この人とは結婚しませんでしたが、婚約しており、両家の両親の顔合わせ食事会、結納、式の見積もり、2人で暮らす自宅の建築を済ませており、あとは結婚だねという感じで同居していました。

 

出会いは職場でした。

彼は、私の働く大学図書館に国の機関からある資料の調査研究を手伝いに来た研究者の1人でした。

彼の素晴らしい経歴に皆期待していましたが、彼は仕事ができない人でした。

しかし腰が低くく、のんびりとした人柄が良い人だったので、まあそういう人もいるよねという感じで、私も、漠然といい人だなと思っていました。

(今から思い返せば、彼は明らかに仕事が不得意なのに、自分では俺はすごいと思っているようで、その態度は非常に不可解でした。)

 

そのパソコンさえまともに扱えない戦力外の人柄だけはいい彼が、私に好意があると言い、ちょっとした物を頻繁にくれるようになりました。

展覧会のチケットだったり、ポール&ジョーのリップだったり、シャネルのネイルだったり、小さなもの。

それらを仕事を手伝ってくれたお礼だとか、職場で配ったお土産のお礼だとか、あるいは、余っていたから、とか間違えて買ってしまったからとか、だからもらってくれないと困ると言って私にくれました。

「優しい人ですね」「あなたみたいな人と付き合いたいな」「僕のことを男性としてどう思いますか?」

そう言われても、へ〜私みたいな人と付き合いたいなんて変わった人ですね。

男性として?なんとも思いません。

それより仕事覚えてください。

と返答していました。

 

私は、ADHDだからなのか、単に知能が低いからなのかわかりませんが、他人の言葉をそのまま言葉のまま受け取ります。

謙遜とかお世辞とかわからない。

だから、困ってるならもらっておこうとその細々としたものを受け取り、私みたいな人と付き合いたいなら、私みたいな人(私ではない)と出会えるといいですねと思っていました。

 

発達障害にしても鈍すぎるだろうと思われるかもしれませんが、私は26歳年上の大学教授である前夫と19歳から30歳まで同居していて、ほとんど社会から隔離されたような生活を送っていたので、普通の男女交際について無知だったのだと思います。

これは今もですが。

 

そんな彼にある日、自宅に招かれ、抱きつかれ、プロポーズされました。

違和感と嫌悪。

 

周りのモラハラ話を聞いてもモラハラ男の特徴として、付き合ってから(私は付き合ってもいませんでしたが)すぐに結婚の話が出るというのがあるように思えます。

 

もちろんお断りしました。

 

前夫は若い頃から憧れ、恋い焦がれていた相手だったし、何よりちょっとないくらい美しい容姿の人だったので、26歳年上というのは全く気にならなかったのですが、彼の場合は、一般的なおじさんだったので、10歳以上ということで、いや、おじさんじゃん、肌のたるみ、シミ、歯茎の色に老いを感じる。存在全体に老い、そしてその先にある死しか感じない。恋愛対象とかありえない。普通に生理的に無理だよとなったわけです。

 

②に続く。